日本酒ガイド
日本酒ガイド:種類・味わい・料理との相性
執筆:Momo Japanese Restaurant公開日:更新日:約4分で読めます
日本酒は、米から造る日本の伝統的なお酒です。英語では「ライスワイン」と呼ばれることも多いのですが、造り方はむしろビールに近く、米のでんぷんを糖に変え、その糖をアルコールに変えます。ほとんどの日本酒はアルコール度数15%前後で、ワインより少し強めです。このガイドで紹介する日本酒は、どれもMOMOのドリンクメニューに載っています。
日本酒の造り方
日本酒造りに必要な原料は、米、水、麹(蒸した米に麹菌を繁殖させたもの)、酵母の4つだけです。麹が米のでんぷんを糖に分解し、酵母がその糖をアルコールに変えます。この2つの働きが、同じタンクの中で同時に進みます。造り手はこれを「並行複発酵」と呼びます。
仕込みの前に、精米して米の外側を削ります。削る量が多いほど、軽やかで香り高い日本酒になる傾向があります。ラベルに表示された種類を見れば、米をどこまで削ったか、醸造アルコールを加えたかどうかがわかります。
日本酒の主な種類
純米酒
「純米」の名のとおり、米・水・麹・酵母だけを原料に、醸造アルコールを加えずに造る日本酒です。コクがあって旨みの強いものが多く、冷やしても燗にしてもおいしい銘柄が少なくありません。MOMOでは、伝統的な木の器である枡で、2種類をお出ししています。高知の土佐鶴 純米酒(Tosatsuru Junmai)と、「生酛(きもと)」という伝統的な酒母の造り方で仕込んだ生酛純米酒(Shirakabegura Kimoto Junmai)です。
本醸造酒
酒造りの途中で少量の醸造アルコールを加えた日本酒で、軽やかでなめらかな味わいになりやすいのが特徴です。MOMOのメニューでは、兵庫の大関 辛丹波 本醸造(Ozeki Karatamba Honjozo)を冷やしてお出ししています。
吟醸酒と純米吟醸酒
米粒が元の60%以下になるまで精米した米を使い、低温でじっくり発酵させて造ります。果物や花のような香りが特徴です。新潟の久保田 千寿 吟醸(Kubota Senju Ginjo)や、山形の月山の雪 純米吟醸(Gassan no Yuki Junmai Ginjo)をお試しください。
大吟醸酒と純米大吟醸酒
米粒が元の50%以下になるまで精米した米で造ります。繊細で香りが非常に豊かな日本酒で、ほとんどの場合、冷やして飲まれます。MOMOのメニューには、京都の玉乃光 純米大吟醸(Tamanohikari Junmai Daiginjo Bizen)があります。
にごり酒
粗くこしただけの白く濁った日本酒で、米の固形分が一部残っています。たいていは甘めでクリーミーな味わいで、日本酒を初めて飲む方にも飲みやすい一杯です。MOMOには白鶴 純米 にごり酒 さゆり(Hakutsuru Junmai Nigori Sayuri)と菊水 Perfect Snow にごり酒(Kikusui Perfect Snow Nigori)、さらにスパークリングのにごり酒、爽爽(Sawasawa)があります。
生酒
火入れ(加熱殺菌)をしていない日本酒で、よりフレッシュで生き生きとした味わいです。冷蔵での保管が必要です。MOMOのメニューには、愛知の蓬莱泉 熟成生酒 和(Sekiya Jozo Houraisen Jukusei Namazake Wa)があります。
燗にする?冷やす?
これが正解という温度はありません。目安として、香りの華やかな吟醸酒や大吟醸酒は、その香りを生かすために冷やして飲みます。コクのある純米酒や本醸造酒は、冷やしても、常温でも、温めても楽しめます。温めた日本酒(燗酒)は、冬にほっとする一杯です。MOMOでは松竹梅(Shochikubai)を燗にして、125mlまたは250mlでお出ししています。
日本酒と料理の相性
- 吟醸酒・大吟醸酒は、刺身や、すずきなど白身魚の握り寿司といった繊細な料理によく合います。
- 純米酒・本醸造酒は、天ぷらや焼き鳥、焼き物メニューの照り焼きなど、旨みの濃い料理にも負けません。
- にごり酒は、スパイシーツナ巻き(Spicy Tuna Maki)のような辛い料理や塩気のある料理に合い、食後に飲むのにも向いています。
- 燗酒は、鯖塩焼き(Saba Shio Yaki)のような焼き魚や、温かい麺料理とよく合います。
どれもあくまで目安で、決まりではありません。
日本酒以外にも:焼酎・梅酒・ウイスキー
MOMOのドリンクメニューには、蒸留酒である焼酎もあります。麦焼酎の神の河(Kannoko)と、芋焼酎の白波(Shiranami)、霧島(Kirishima)、一刻者(Ikkomon)、富乃宝山(Tomino Hozan)を、50mlまたはボトルでご注文いただけます。梅酒のほか、ジャパニーズウイスキーも響(Hibiki Harmony)、山崎(Yamazaki)、白州(Suntory Hakushu)の3種類があります。
何から飲めばよいか迷ったら、冷酒の300mlボトルはいかがでしょうか。2人で分けるのにちょうどよいサイズです。お席をご予約のうえ、当日スタッフにおすすめをお尋ねください。
よくある質問
日本酒は温めて飲むものですか、冷やして飲むものですか?
種類によります。香りの華やかな吟醸酒や大吟醸酒は、たいてい冷やして飲みます。コクのある純米酒や本醸造酒は、冷やしても、常温でも、温めても楽しめます。MOMOのドリンクメニューで温めてお出しするのは松竹梅(Shochikubai)で、ほかの日本酒は冷酒か枡酒でお出ししています。
MOMOでは日本酒をどのように提供していますか?
冷酒は300mlまたは720mlのボトル、枡酒は125mlの木の枡、燗酒の松竹梅(Shochikubai)は125mlまたは250ml、スパークリングの爽爽(Sawasawa)は250mlのボトルでお出ししています。
日本酒と焼酎の違いは何ですか?
日本酒は醸造酒で、アルコール度数はたいてい15%前後です。焼酎は蒸留酒なので日本酒より強く、米、大麦、小麦、さつまいもを原料に造ることができます。MOMOのドリンクメニューには両方があり、麦焼酎と芋焼酎は50mlまたはボトルでご注文いただけます。